ダメなオヤジのなんてことない日記

ご縁ある人にちっちゃな奇跡が起こるキッカケになればいいなと。

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特別支援学校、熱中症で生徒重体 教員が10キロ走指示

   

朝日新聞より引用

東京都立永福学園(杉並区)で23日、高等部1年の男子生徒(15)がバスケットボール部の部活動中に、熱中症のため救急搬送されたことが分かった。

生徒は意識不明の重体。

顧問教員からペナルティーとして屋外で約10キロのランニングを指示され、走っていた最中に発症した。

久しぶりに書くブログがこれか。苦笑

うーん。うーん。当日の東京の気温をちょっと調べてみたが、10時の時点で東京は既に30度超え。(夕方までそんな感じ)

うーん。なんなんだろう、ペナルティの理由って。

部活中、先生の話しを聞かなかったか。騒いでたか。遅刻したのか。

ま、そんなのはどうでもよい。

ちょっと考えられない。

当サイトやBOXなどのサイトは、アクセスログをみると、各都道府県の教育関係の部署からもアクセスが多くありますが、そこから見てる人は今回の件、どう考えてるのでしょうか。

確かに永福学園は部活もハードなのは知っています。

でもね、この炎天下で、健常者って言われてる生徒だって、その距離を走ればどうなるか分かるってもんです。

永福学園は軽度の知的障害の生徒を対象としているから、受け答えもある意味普通にできるでしょ。

そこに顧問は勘違いしてしまったのか。

「普通じゃ、ありえないこと」ってことをしてる。

軽度や中度の知的の子って、色んなことを覚えるのにちょっと時間は掛かっちゃうけど、根っこは凄い真っ直ぐな子たちばかりなんだよね。

調子悪くなっても、ギリギリまで我慢しちゃう子たちだって多い。

そんなこと、素人の俺がいうより、先生達の方が分かってんじゃないの?って言いたいが・・・

残念ながら、特別支援学校の教師だからと言って、親より知識、経験、対処法が劣ってる教師もいるのも、これまた事実。苦笑

 

今回の生徒は、まだ高校一年生。今年の三月まで中学生だったんだよ。

で、きっと永福に入るために、作文やら面接の練習もたくさんして、晴れて合格し入学した。

はじめての夏休み、はじめての夏の部活。分からない事ばかりだ。身体だってまだ出来上がってない。

だから余計に「なんでだろう」って思っちゃうよ。

 

永福って、東京都では人気の支援学校。一学年100名。

親にも当然人気があったりして、受験対策の塾などもあったりする。

箱がデカすぎなんだよな。先生も生徒が多過ぎて、同学年の他のクラスの生徒の名前を覚えられないって話しを聞いたことがある。

息子の先輩は一時期、イジメにも合ってたし、息子の同級生は残念ながら退学した。

先生のフォローが追い付かないのかと、勝手に想像もしちゃう。

で、部活動だと、他の学年の先生が顧問ってことも当然あるだろうから、一人一人の特性などなかなか把握できないんじゃないかなって思ったり。

以前から感じてることだが、やれ、受験倍率を高めるためには・・・とか、就職率を上げるためには・・・って、どうしても外を気にしちゃうんだよな。(仕方ないのだろうが。)

本来、主役は生徒のはず。(だと、思うのだが。苦笑)

 

生徒たちはそこで一生懸命学んで、企業就労を目指す。親だって、子供たちが親亡きあとの自立が出来るようにと、軽度や中度の子を対象としたビジネス系と言われる支援学校で学んでもらいたいと、一緒に頑張ってきたはず。

数字という結果を出したいお役所の考えは分からなくもないのですが、「大切な何か」を最近、みんな忘れてしまったのかと。

色々と書いてしまいましたが、まずは重体の生徒が一日でも早く回復することを祈るばかりです。

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