ダメなオヤジのなんてことない日記

ご縁ある人にちっちゃな奇跡が起こるキッカケになればいいなと。

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中国の赤ちゃんポストの深刻な現実

   

育児できない乳幼児を託す中国版「赤ちゃんポスト」が2011年6月、初めて河北省石家荘市に設置され、現在までに全国32カ所に設けられたが、過去3年間で約1400人に上る乳幼児らが収容されたことが国営新華社通信の報道で25日までに分かった。多数が重度の障害や疾病を抱えており、子供への不十分な 医療福祉制度の現実が浮かび上がった。

時事ドットコム
「赤ちゃんポスト」深刻な現実=1400人収容、多くに障害-中国

 

ちょっとショッキングなニュースです。
日本でも赤ちゃんポストが設置された時は凄いニュースになりましたよね。日本では唯一、熊本市にある慈恵病院が設置しています。こちらの病院は2007年の5月から運用されておりますが、中国もその4年後から赤ちゃんポストが設置されたようです。

3年間で1400人あまりの赤ちゃん。中国の規模、人口などを比べると、簡単にはこちらと比較することはできませんが、それにしても非常に多いのではないかと思える数ですよね。

人数のショックもありますが、それ以上にショックというか悲しいというか・・・捨てられる子供の大半は脳性まひや知的障害、ダウン症など疾病や障害を抱えた乳幼児だという事実。

日本だって何かしら障害を抱えた子供を育てるのはなんだかんだ言っても大変です。家族などの身内の理解もそうだし、学校などの対応、お役所の対応など、悩み苦しんでるママさんやパパさんはたくさんいます。

それを思うと、中国も同じかそれよりも酷い現状なのかなぁっていうのも容易に想像できます。(あくまでも個人的な主観で)

また、「3年で1400人って・・・じゃ、赤ちゃんポストが設置される前はどうなんだろう・・・」と思ったり、「逆に赤ちゃんポストで保護してもらう分だけ良いのか」とか思ったり。

ちょっと前、国内でも離婚して子供を引き取った旦那が女に走り、子どもを家に閉じ込めて餓死させた事件がありました。そんな残酷な事件を見ると、「まだまし」と思った方が良いのかどうか。。。

とにかくね、当事者の親じゃないと分からないことはホントに多いのが事実。また、社会から孤立した感じになっちゃう人も多いし、最悪のケースだと身内からも理解を得られる苦しんでる人も多い。

ちょっと色んなことを考えさせる中国の現状のニュースでした。

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