ガッカリだな。ヤジ発言の鈴木章浩都議
私はオヤジのくせに無党派層といわれる人間に分類されるかな。
贔屓の政党もない。とにかくその時々で日本を良い方向に導いてくれそうな人を応援と言うか、一票入れるタイプのオヤジだ。
で、先日日記で書いたヤジ発言。
今日は久しぶりに仕事帰りに実家に寄ると息子がいました。そうだった、今日は昨日の日曜参観の振り替えだったか。
私が椅子に座り、自分へのご褒美とビールを飲む時にニュースが。
そう、ヤジ発言をした議員が謝罪会見とのこと。
人間なんて完璧な人なんていないんだから、失言だって誰にでもある。ヤジを言うことだってあるでしょう。だからその点では否定はしないよ。
ただ、今回ばかりはヤジとして言ってはいけないことだったよね。私たちのように個人が発言するのではなく、彼は住民から選ばれた代表だ。そう、私人ではなく公人なわけだ。
ま、発言の当日若しくは翌日に謝罪すれば良かったのだが。謝罪は今日だ。
数日前にはテレビカメラの前で自分ではないと否定までしている。おまけに発言者は辞職するべき・・・とも発言しちゃってる。
謝罪会見では聞いてるこちらが不快になるよなキレイ事の言い訳ばかり。
個人的に彼のことを調べるとイライラしてきたよ。笑
彼の政策10か条とやらを読むと、その中に・・・
教育改革の推進
他を尊重し、和の精神を伴に醸成しうる道徳授業の必修化を実現致します。
成長戦略を担う子どもたちの理数教育の充実を図ります。
教育現場の充実に向け職員の教育、副校長へのサポートを強化致します。
障害者支援の充実
真のノーマライゼーション社会を実現(特に就労支援の充実)致します。
他を尊重し、和の精神を伴に醸成しうる道徳授業の必修って、まずは自分じゃないのか。そんな彼が障害者支援の充実まで、、しかも就労支援の充実とか。。
息子も一連のニュースを見て、「これは悪いよね」と言ってるよ。
ホント、そうだ。支援級や支援学校の子供たちは、社会に出るための準備で様々なことを学んでいる。健常と言われる子たちが1聞けばできることも、苦手な子は10でも20でも聞いたり体験したりして、ようやく身につく。
時間が掛かるけど、出来ることは増える。しかし、現実は健常と言われる子達と同じように高校を3年で卒業し、働く選択(若しくは専門学校など)したりする。
挨拶は自分からしろ。人に迷惑をかけてはいけない。分からないことがあれば聞け。間違ったことをしたら謝れ。
社会に受け入れてもらうために、子どもたちは大変な思いをしながら頑張ってるんだよね。
そんな子供たちの就労を応援するなんて言ってた彼が、子どもたちを落胆させるようなことをしてる。
鈴木章浩都議の過去を調べると、色んな問題もあるようだ。
- 区議会議員の時の海外視察報告書に大学教員の講演要旨を丸写し問題。(2005年)
- 区議会議員の時の海外視察報告書にウィキペディアを丸写し問題。(2006年)
- 魚釣島に無許可で上陸した問題(2012年)
で、今回の問題だ。
鈴木章浩議員は間接的に自分が信条として掲げている就労支援の充実に該当する子供達につまらない大人社会を見せてしまってるのである。
たぶん、今日の会見だって、「とんでもないことを子供達に見せてしまった!」って思ってないだろうな。というか気付かないだろうな。
ま、今回の件に関しては、早くから自民党も動いていただろうから、遅かれ早かれヤジ発言者は名乗り出ると思ったけどねぇ。まだ名乗り出てない議員もいる。
今回の鈴木議員は「早く結婚すればいいじゃないか」のみ言ったと。
このニュースは世界にも発信された日本の恥。だからか、かばいきれなくなった自民党の都議会の仲間からも、「鈴木議員」と声が出てたようだが、まだまだ隠している議員さんがいっぱいいるんだよね。
少しでも健常者に近づけるように・・・なんて思ってたが、最近では無理に近づかなくても良いんじゃないかなって個人的には思うようになってきたかも。
だって、息子や息子の学校の生徒を見ると、知能面では劣るとしても、人としては同年代の子たちと同等、いや、それ以上の気持ちを持って取り組んでるんだもん。
ガッカリな内容の日記を書くのって、疲れるんだなぁって思う今宵でした。では。