軽度知的障害児の高校進学
これまた良く検索されるキーワードだったりするんだよね。
(なぜ、そんなにキーワードを取り上げるのかって?いやよ、言わせないでよ、ネタ切れなのよん。ニャハハ)
軽度の障害のある子の親としては、この高校選びというのも悩みのタネであることは間違いない。
私のSNS内でも話題が出たりします。
たぶん、最初に考えるのは「支援学校を選択するかしないか?」だと。
支援学校に進学するってことは、一般的に考えて卒業後は障害者枠で働くことを目指すということ。
(この場合、親も子もその方向で考えが一致してるってことも大切だよね。)
ただ、どうしても障害を認めたくないって言う子どももいるのも事実。
特に頑張って普通級で過ごしてた子たちなんかはその傾向が強いんじゃないでしょうか。
また、ボーダーで親としては支援学校に入れたいのだが、療育手帳が取れない状況だと難しい。(もちろん中には過去に手帳を取得したが普通級で頑張ってる子達も多いでしょう。)
そうなると支援学校以外の進路を考えなくてはいけないですよね。
たぶん、そんな状況に置かれてる人たちが件名のワードで検索しているのかなと。
底辺高と言われる学校(この表現は正しいのかどうかは別にして)でしたら、入れる高校もあるでしょう。
また、息子の先輩達のように単位制の昼間の定時制高校に通ってる子達もいます。
ただ、忘れて欲しくないのは「卒業後」だということ。
入学がゴールなのではないということです。卒業後を考える必要がある。
もちろん中には卒業後に更に上の学校に行く子もいるでしょう。
でも、その子達も上の学校を目指すにしても、考えなくちゃいけないのは上の学校の卒業後のことです。
そう、就職です。
就職も入社すればゴールでは無い。入った後の継続が大切ですからね。
年齢が上がるにつれ、周りからのフォローはだんだん少なくなっていきます。仕事となると個人に求められることも多くなります。
まだ一年目はいいでしょう。一番下と言うことで可愛がられることもありますから。それが二年、三年と経ち、自分が先輩の立場になった時、後輩の指導なども会社側から求められたりします。
現在、社会人で心を病んでしまって精神科に行き、そこで検査して発達障害があった、軽度の知的障害である・・・って分かった人が結構いるようです。
そのような人たちは親も自分自身も気付かないまま(実際は多少の生き辛さを感じてたかもしれないが)、社会に出てしまった。
で、所謂、二次障害じゃないが、鬱になったりして事実が分かる。
そこからの社会復帰って、それこそ大変でしょう。色んなことを乗り越えないといけない。
私はよく、柔軟な思考を持つ事や、常に全力じゃなく7割程度の力で取り組んでと伝えています。(常に全力が美学だ!ってことを否定している訳じゃなく、あくまでも私の個人的な考えね。)
悩み過ぎると視野が狭くなり、周りがどんどん見えなくなる。
一歩下がって見る。ちょっと斜め上から悩んでる自分を見てみる。
視野を広げることによって、新たな気付きもあるでしょう。いくつかの選択肢の「その後」のシュミレーションを色々と考えられたりもするでしょう。
100%正解の歩み方なんか誰も分かりっこないし、どの選択が正しいのかなんても誰も分からない。だからこそ悩むんだけど、とりあえずは「今、最良だな」と思えるものが選択できればハッピーなのかなと。
※ただ、地域差って残念ながら大きいのも事実。地域によっては選択肢が一つや二つくらいしかないところもあります。高校に入っても障害の特性を理解してくれない教師もいるでしょうし、そもそもフォローも満足に受けられないところもあるでしょう。そうなると、足りない部分を親が補う必要が出てきます。そのような時にも大切なのは柔軟な思考なのかなって思います。
相変わらず中身がありそうで無い日記だな。トホホ