ダメなオヤジのなんてことない日記

ご縁ある人にちっちゃな奇跡が起こるキッカケになればいいなと。

*

どこか良い特別支援学級はありませんか?

   

おはようございます。

リアルで聞かれるのはタイトルの件。もちろんネットでもありますが。

これ、たぶん支援級に在籍している人なら同じような思いを抱くと思うのだが、よほどのことが無い限り「ホントに○○学校の支援級はいいよ!」なんて言えない。

もちろんね、自分の子供を中心に考えると、良い、悪いとか言えるが、それがそのまま相手のお子さんに当てはまるかと言うとそんなことはないよね。

息子はほとんどの学年を男性教諭に教わった。中学の時は体育の先生だった。

結果的には非常に良い部分を引き出してくれたから「今」があります。これには親である私も息子も感謝している。

でも、それで全ての人に「良い学校だよ」とは簡単に言えないんだよね。例えば生徒が女の子の場合。

やや強引なところもある先生、息子のような男子生徒なら勢いで引っ張られて、結果的に本人の色んな可能性を引き出してくれるが、女の子で大人しいタイプの子だと、そんな先生は合わなかったりするしねぇ。

また、ネット上では「普通級と支援級、どちらが良いか?」という質問も今まで多く頂きました。

これもどちらが良いかななんて言えない。普通級でも40人近くいるクラスと、20人弱程度のクラスでも違うでしょう。

支援級は逆に全学年合わせても2~3人しかいところと20人近くいるところじゃ違って感じるでしょうからね。

 

そんなことを踏まえて私がお伝えしているのは、ネットでもリアルでも下記のような感じ。(あくまでも私の個人的な考えですよ。)

[1] 支援級に在籍している生徒を見ましょう。

小学校なら1年生から5年生を見る。中学校なら1年生から2年生を見る。お子さんと同じような障害の子が多いのか、軽度の障害の子が多いのか、重い障害の子はいないのか。(細かい理由はここでは割愛します。ちなみに小学六年生も中学三年生も、子どもが入学する際は卒業してしまうので対象外。)

[2] (当然だが)校長先生や支援級の先生と話しをする。

やはり何だかんだ言っても、学校の長の考えが左右される部分が大きい。もちろん、支援級の先生の障害児に対する考え方(支援の仕方)なども聞いておきたいよね。あとは、良いと思った先生の在籍年数を何気に聞く。(比較的長く在籍している場合は、入学時に他校への移動も十分考えられるので。)

私は基本的には上の二つ。(少なっ!笑)

で、交流を多く望んでる人なら、その現状(交流の実績)はどうなのかを聞くでしょう。「ありますよ」と言われても、単に給食の時間や社会科見学だけって場合もあるだろうし、逆にほとんどを普通級で過ごす・・・なんてところもありますからね。

このあたりは地元のネットワークの力で情報を仕入れたいところかなと。

 

あとはね、「支援級に入れば良い方向に向かってなんでもやってくれる」という大きな期待をしないこと。苦笑

支援級の先生は教員免許があれば担任になれるのです。それこそ教員一年目の先生でも担任になれます。そう、支援学校のように特別な免許はいらないのですよね。

ということは、逆に言うと小さい頃から子供と関わってる私たちの方が障害の特性に詳しかったり、対応方法が分かってたりすることが多い。

期待が大きければ大きいほど、理想と現実のギャップに落胆しちゃう。(私の周りにも結構いますよ。^^;)

小学校時代、がんばって普通級で過ごした生徒が中学から支援級を選択する。すると教科書が無かったりしてビックリしちゃうとか、宿題が無くてガッカリするとか。

ただ、その点は学校側に色々とお願いすることによってクリアできることもあったりします。

中学の部活動も学校によっては支援級在籍の生徒は一つの部活(支援級の生徒対象)しか入れない・・・なんてところもあります。

そのような訳で、入学前の早い段階から地元の小学校や中学校の情報を仕入れてた方が良いかなと。

「こんなハズじゃじゃなかった」ということを少しでも減らす意味でも、「動く」を意識してもらいたいなって思ってます。

 

 - オヤジのつぶやき, 中学校支援級, 小学校支援学級 , , , , , ,