ダメなオヤジのなんてことない日記

ご縁ある人にちっちゃな奇跡が起こるキッカケになればいいなと。

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支援学校の実習で作った製品が人気で完売商品も多いとのこと。

   

興味深いニュースが岐阜新聞のサイトに掲載されていました。支援学校で作業実習で作った商品を販売している商品が人気だったりすると。

この実習で作った商品の販売自体は珍しいものではなく、それこそ昔からあるのですが、岐阜県の取り組みとして、

[1]複数の支援学校が統一ブランド名で商品を製作

[2]商品の作成にあたり、プロのデザイナーに指導を受ける

[3]協力してくれる地元の有名ホテルの1Fで展示販売

統一ブランド名はG HOPES(ジーホープス)といい、結構カッコ良いブランド名だよね。

私は趣味と実益?(笑)を兼ねて、全国の支援学校の情報をチョロチョロと見たり聞いたり調べたり・・・を、行っていますが、どうしても東京など大都市が一歩リードしてるかなぁって思いがありましたが、このような取り組みは、たぶん東京都内の支援学校でも行ってないのではないかな。(と、勝手に想像してみる。笑)

うちの息子も所謂ビジネス系と呼ばれる都内の支援学校に通っていますが、このような取り組みは残念ながらしていない。

せいぜい、フードの授業で作ったクッキーなどの販売である。(ま、そもそも、今回のニュースで取り上げられてた製品などを作るコースが無いのだから、やってなくて当たり前なのだが。)

岐阜県がこのような取り組みを始めた理由は、県内の支援学校高等部の卒業生で一般企業への就職率が昨年度31.6%と、残念ながら低水準であるのが背景にあるようです。(ちなみに東京都のビジネス系の支援学校は企業就労100%を目指しており、毎年、だいたい各支援学校とも95%前後は企業就労してると思います。)

ちょっと話しがズレちゃったけど、やはり一生懸命作った作品が、商品として売れるということは何よりも自信に繋がるよね。

以前、Eテレのバリバラでも作品(商品)の質の問題や売り方の問題(営業・販売力)などがテーマで取り上げられていましたが、やはり時代時代に合った商品作成、販売方法などを教える側も、更に学ぶ必要があると思います。(って、簡単に書いたけど、簡単じゃない問題ですが。^^;)

ちなみにこのブランドを制作している支援学校は下記の三校です。

大垣特別支援学校、岐阜本巣特別支援学校、海津特別支援学校

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