13年度卒業の広島県の特別支援学校の就職率が過去最高に
昨年(2013年)卒業した広島県内の特別支援学校の高等部の生徒の就職率が、過去最高の33%になったことが県の教育委員会のまとめで分かったようです。
実は広島県、平成17年度には支援学校の卒業生の就職率は1%台と全国でも最低だったこともあったようですが、独自の検定制度を設けることにより、就業への意識を高めたことが、今回の結果にも繋がってるようです。
この検定は、知的障害を持つ生徒向けに県が独自に作った技能検定で、清掃技能検定、接客技能検定、ワープロ技能検定、流通・物流技能検定、食品加工技能検定の5つです。
これら5分野で実技を行い、到達度によってそれぞれ1~10級に認定するというものです。
このような取り組みは私たち障害児の親にとっても非常にありがたいなぁって素直に思います。やはり自分の頑張りが級という形で見えるのは、子供達にも理解しやすいだろうし、何より「更に上の級に!」っていう目標も出来て、自然と実技向上に繋がると思いますからね。
是非とも他の自治体でも、このような取り組みをしてくれると、更に嬉しいな。
【リンク】 広島県教育委員会 特別支援学校技能検定の取組
-
広島県のニュース, 支援級・支援学校・他ニュース 就職率, 広島県, 広島県教育委員会, 技能検定