永福学園の件の続報(ペナルティの理由他)
なぜ、ペナルティを課したのか、詳細が分かりました。
毎日新聞より引用
顧問の男性教諭が課したタイムを切れなかった罰として、追加で走らされていた。校舎の外周約450メートルを1分25秒以内で走り、超えた秒数分だけ罰として走るよう指示。男子生徒は43秒超えたため43周走ることになった。(ただ、当日、生徒は21周で体調を崩して中断した。)2日後、生徒が「残りを走らせてほしい」と顧問に志願し。残り22周を走り始め、約50分後に1周を残してうずくまっているところを他の教諭に発見され、救急搬送された。別の顧問の男性教諭が伴走したが他の生徒の指導もあり、残り3~4周でやめた。なお、当時の気温は約32度。走らせた顧問は都教委の調査に「障害のある子でも高いハードルを乗り越えることで大きく育つと思ったが、今は深く反省している」と話したという。
昨日、私は勝手にペナルティになった理由を考えたが、ちょっと違っていましたね。
ただ、どうでしょう。1秒超えるごとに1周(約450m)追加って。
これって異常なことでしょう。「障害のある子でも高いハードルを乗り越え・・・」って聞こえは良いが、やってることは異常過ぎるよ。
生徒の特性、障害の特性、それらから考えられる問題。それらを全て無視した指導。
オリンピック・パラリンピック教育推進校、スポーツ教育推進校である永福学園。
校長は「深く反省している。全ての部活動の顧問を呼び、二度とこのようなことがないように指導した」とのことだが、犠牲が出ないと変われないのはいつの時代もどこも同じなのだろうか。
とにかく無事を祈るばかりです。