【振り返り34】小学三年生 通級学級での日々(脳の覚える容量)
2019/11/11
16個あるマスの中に自分の名前、通級の友達、先生の名前、空いたところに色シールを貼って”名前ビンゴ”をやりました。
名前は姓と名を上下にきちんと分けて書くようにしました。しかし、こまぁ君は苗字の上の一文字だけを書いて困っていました。
しかし2人目からは書けました。リーチ!ビンゴ!は自分から言わなかった(気付かなかった)ので促しました。
スピードジェスチャーの水泳のマネが大変上手でした。ドンじゃんけんはやはりリール理解がもう少しです。
中あてで、後ろ向いて逃げがちなので、ボールを持っている人を見て後ずさりする練習を重点的に行いました。(12月7日)
【今日の小集団学習 コミュニケーション】
- あいさつ、うた
- 名前ビンゴ
- スピードジェスチャー
【今日の小集団学習 運動・動作】
- ラジオ体操
- なあとび体操
- ドンじゃんけん
- 中あてドッジボール
(ダメオヤジより)
ルールの理解、これは本当に難しい。今でもそれは言えると思います。もちろん、好きなことであればそれなりには本人も覚えますがね。
カードゲームのルールもベイブレードのルールも結局ちゃんとは分かってなかったし。説明書を読めよと伝え、読んでも頭に入ってこない。
でも、教習所での運転のルールだったり、仕事上のルールなんかはちゃんと覚える。
ということは、頭のどこかで重要度の順位みたいなのがあるのかなと。例えば健常と言われてる人間の脳が100覚えられる容量があるのに対し、50しかない。そうなると、必然的に自分の中の重要度の高いものだけを覚え、たいして興味がないものに対しては、容量を割り当てないような作りなのかなって、今だと思ったり。
それが意識的にそうしてるのではなく、初めから身体が覚えてるのかなって思ったり。
どうしても私たち親は色んなことを学ばせたい、色んなことを理解してもらいたいと考え、試行錯誤すると思うのですが、それは実は息子のような子にはストレスだけでマイナスなのかもしれないなと思ったり。
そんなことを考えると、当時、「算数はたし算、引き算、簡単なかけ算や割り算だけできればいいや」とした、当時の私の判断は案外間違ってなかったんじゃないかなと思ったり。笑
現在、仕事の関係上、毎日お金の計算をしている息子です。お客様の前でも、何てことないお釣りの計算も、計算機を使って行っています。
それを見て不思議になるお客様もいると思いますが、私はそれはそれでよいと思っています。(ちなみにお客様は息子に障害があるとは知りません)
算数で諦めた図形の計算やらなんやらは、社会に出て「やっとけばよかった!」っていう状況にはなっていません。
今は分からないことがあれば、便利なアイテムがたくさんありますので、それで補うことができますからね。
だからこそ、大切なのは他人と生きていく上での道徳的なことを伝えることではないかと思っています。
そんな考えで息子を育ててきて、今のところは「間違ってないな」と思う日々を過ごしています。
今週も皆さま、ほどほどの力で乗り越えましょうね!(^^)